在宅勤務の生産性を上げる13のアイテム

こんにちは。マーケッターの清水です。

2019年に入社し、新規事業であるハウスクリーニングのマッチングプラットフォーム「キレハピ」のマーケティングを担当しています。

コロナ禍になり、ホワイトプラスでは3月から在宅勤務をはじめました。これまでも在宅勤務することもありましたが、正直に言うと、自宅は十分な生産性を発揮できる環境ではありませんでした……。たまに在宅勤務をするのならそれでも問題ありませんが、自宅がビジネスの主戦場となると話が変わってきます。

「どうすれば自宅で圧倒的なパフォーマンスを発揮できるか?」

今まで対峙したことがなかったこの問いに、ツールの観点から導き出した自分なりの答えがこの記事の主題です。みなさんの在宅勤務の生産性向上において、何かしら参考になれば幸いです。

検索結果には答えがない

まず、GoogleやTwitterで参考になりそうな情報探しからスタートしました。しかし、有益な情報はほとんどありませんでした。どちらも商品紹介のアフィリエイトサイトばかり・・・。

在宅勤務のパフォーマンス向上について、徹底的に思考投入されたコンテンツはありませんでした。そうなると自分で考え抜くしかありません。

どうすれば自宅で圧倒的なパフォーマンスを発揮できるか

ここで使う「生産性」や「パフォーマンス」は労働生産性のことを指します。この記事では、労働生産性を「時間当たりの成果」として扱います。

今回は在宅勤務における時間当たりの成果を下記4つの観点から考察しました。

A. 集中できる環境を整える

普段くつろいでいた自宅で仕事をするため、在宅勤務でまず課題になるのが集中です。在宅勤務で高い生産性を発揮できるかどうかは、集中にかかっていると言っても過言ではありません。今回、もっとも思考のリソースを割り当てた項目です。

B. 疲れを軽減する

在宅勤務だとつい長く働いてしまいます。それは特に変えるつもりはないので、長く働いても疲労が蓄積しない工夫をすることにしました。疲れの軽減という観点でも、ツールで多くのことを解決できます。

C. 体調を維持する

コロナ禍で生活に様々な制約が生まれた結果、体調の維持は劇的に難易度が上がりました。工夫を怠るとよい体調は維持できません。体調の維持は、睡眠と運動、食事の3つのアプローチで考えました。ツールで解決できるのは睡眠と運動の2つです。

D. 音と映像の質を上げる

在宅勤務ではオンラインMTGが前提になります。ZoomなどのWeb会議サービスの質が高いとはいえ、まだ音と映像の質はオフラインMTGには敵いません。オンラインMTGの生産性をできるだけ落とさないためには、音と映像をストレスなくクリアに入出力できる環境が必要です。


以上の4つの観点から、在宅勤務でパフォーマンスを上げるために活用しているツールを紹介します。※出典:Amazon

A.集中できる環境を整えるツール

在宅勤務で集中するのにもっとも役立っているのは書斎です。自宅には3畳ほどの書斎があります。コロナ前は本を置いておく書庫のような使い方をしていましたが、コロナ禍になってから掃除し、仕事をするスペースにしました。物理的に仕事するスペースを確保しておくと、「ここは仕事をする場所」と身体に認識させられ、集中しやすくなります。

また書斎にいると同居している家族に「仕事をしている」ことを暗に伝えられるため、話しかけられることが少なくなり、結果、集中できる時間が増えます。

では紹介していきます。

1.Bluetoothスピーカー(Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II

Bluetoothスピーカーは、周りの雑音を消し集中を高めてくれます。ぼくの場合、自宅付近の環境音によって深い集中は阻害されませんが、深い集中に入る前の浅い集中を乱されます。スピーカーから音楽を流し周りの雑音を消すことで、深い集中に入るまでの時間を短縮できると感じています。

2.アナログ時計(BRAUN BNC-002GY

これまで意識していませんでしたが、ぼくは仕事中、高頻度で時計を見ます。時計を頻繁に確認し、次の予定までの残り時間とタスクの進捗を照らし合わせ、取り組んでいるタスクの質や落とし所の調整を繰り返します。時計を見る頻度が非常に高いので、「時計を見る」というタスクを効率化したいと思い、アナログ時計を買いました。

デジタル時計の場合、数字を解釈する手間がかかり、アナログ時計よりも時間の認知コストがやや高いです。アナログ時計の方が直感的に時間を把握しやすいため、「大体何時くらい」を把握する用途には向いています。脳のリソースを使わない分、アナログ時計には集中を阻害しないというメリットがあります。

できるだけ美しい物だけを視界に入れたいので、ぼくは尊敬するデザイナーの作品を買いました。完璧なプロダクトを身の回りに置くと、自分も完璧な仕事をしなければならないというよいプレッシャーを自分に与えられます!

3.パソコンスタンド(ダブルスロット調整式縦置きノートパソコンスタンド

発散思考をするとき、PCを使わずノートとペンを使うことがあります。収束思考はPCの方が適していますが、発散思考はより自由度の高いノートとペンが適していると考えています。

今、狭いデスクはAmazonで買ったものでいっぱいになっています。ノートを広げるスペースがほとんどありません。デスクのスペースを確保し発散思考に集中するためのツールとして、PCスタンドは役立っています。

B.疲れを軽減するツール

疲れの軽減には一番お金を使いました。一つずつ紹介していきます。

4.チェア(GTRACING ゲーミングチェア

やはりもっとも重要なのは椅子でしょう。長時間自分の身体を支えるものなので、椅子は仕事の疲れを大きく左右します。

在宅勤務でオフィスチェアを買った方が多いと思いますが、ぼくはゲーミングチェアにしました。決め手は体勢のバリエーションです。オフィスチェアは高機能なものが多いですが、体勢のバリエーションが多くありません。ゲーミングチェアは体勢のバリエーションが多く、身体への負担を様々な部位に分散させられ、疲れを軽減できます。

と言っておきながら、本当に欲しかったのはアーロンチェアです(笑)

憧れのアーロンチェアは、今後の働き方の見通しが立ったら、改めて購入を検討したいと思います。

5.ディスプレイ(HP 27mディスプレイ

無理な姿勢をしなくても集中できるようにするため、ディスプレイも買いました。普段はラップトップを使っているのですが、画面が小さく、深い集中に入ったときにどうしても姿勢が悪くなってしまいます。そうすると知らず知らずのうちに首や肩、腰に負担をかけてしまい、疲労が蓄積しやすくなります。これを解決するためにディスプレイを買いました。

ディスプレイは疲れの軽減にも役立ちますが、集中力の向上にも効果的でした。視界のなかの仕事の占有面積が増えるため没入感が増し、より仕事に集中できます。ディスプレイはかなりおすすめです。

ちなみに個人的な消費の哲学に基づきHP製を選びましたが、コスパ重視であれば台湾のメーカーや国内メーカーの廉価品で問題ないと思います。

6.モニター台(FORSONTモニター台

ディスプレイだけだと高さが出ず、首に負担がかかるため台も買いました。台のおかげでディスプレイの位置が高くなり、自然な姿勢で仕事に集中することができます。ディスプレイ台は仕事中、常に視界に入るものなので、集中力を削がれないよう、存在感のないプレーンなデザインの物を選びました。

7.ラップトップスタンド(MOFT Adhesive Foldable Laptop Stand

ディスプレイの位置を高くすると、キーボードの位置も高くしたくなります。ラップトップスタンドもあらゆる選択肢のなかから候補を絞り、MOFTに決まりました。MOFTはポータブル性の高さが大きな魅力です。持ち運びやすいため、気分を変えて別の場所で仕事をするとき、ほとんどスタンドの存在を意識することなく移動できます。

ちなみにクラムシェルモード(MacBookにキーボードやトラックパッドをつないでiMacのように使うモード)も検討しましたが、モニターがある書斎とほかの場所とでUIが変わることによる、タイピングやポインティングのスピード低下を懸念しやめました。ここは一番迷ったポイントでしたが、正しい判断ができたと感じています。

8.観葉植物(花のギフト社 ガジュマルの木

視界に無機質な物が増えたので、観葉植物としてガジュマルを買いました。今では朝起きたらガジュマルに水をあげ、日当たりのよい場所に移すのが仕事を始める前のルーティンになりました。それをしたら仕事をはじめると身体が認識しているので、自然と仕事モードに切り替えられます。そのため休みの日はそのルーティンをやるタイミングを変えています。

ガジュマルにしたのはただ可愛かったからで、ほかに特に理由はありません(笑)また緑色は目に良いと言われていますが、今のところ実感できるほどの効果は感じていません・・・

C.体調を維持するツール

体調の維持は、運動と睡眠、食事の3つから考えました。コロナ禍でもっとも気をつけなければならないのは運動です。そこで、自宅にあるトレッドミルとフィットネスバイクで、毎日40分の有酸素運動をする習慣を新たに取り入れました。

また自宅にこもって消費カロリーが極端に少なくなったため、食事はカロリーを押さえたメニューにしました。卵や納豆、魚、野菜など、栄養価が高くカロリーが低い食材を食べるようにしています。

9.枕(AYO 枕

体調の維持という観点で、ツールを使って解決できる課題はあまり多くありません。一つだけ新たに取り入れたのは枕です。正直まだ枕は正解がわかっていませんが、ぼくの調べた限りでは評判がよさそうだった物を買いました。より質の高い睡眠を取れるよう、寝具は今後さらに研ぎ澄ませていく予定です。

D.音と映像の質を上げるツール

WEB会議の質を上げるためには、音と映像の入力と出力の質を上げなければなりません。通信環境がもっとも重要だと思いますが、すでに整えていたのでそれについては割愛します。

10.マイク(サンワサプライ USBマイクロホン

マイクは周囲の雑音を拾いにくい単一指向性マイクにしました。音と映像はこだわりだすととんでもない金額になってしまうので、ぼくはコスパのよさそうなモデルを使っています。今のところ性能には満足しています。2,000-3,000円程度で音の入力の質を上げられるのであれば、かなりお買い得だと思います。

11.三脚(Velbon 卓上スマホ三脚 M32miniスマートフォンセット

映像はいろいろ考えた挙句、iPhoneをWEBカメラとして使うことにしました。ハイエンドのWEBカメラも検討しましたが、満足いく性能のモデルがありませんでした。iPhoneのカメラの方が性能がいいので、結局はiPhoneを三脚で立ててWEBカメラとして使うことにしました。

使っているのはEpocCamというアプリです。EpocCamを使えば、1,000円程度でiPhoneを高性能WEBカメラとして使えます(三脚は別)。

ただし、準備が面倒でまだ完全に運用に乗ってはいません。面倒と言っても1分もかかりませんが……。またMTG中に、iPhoneの実機でWEBページの挙動を確認したいという場面もあるため、WEBカメラは別の解決策を見つける必要がありそうです。

12.デスクライト (TaoTronics LED

部屋の照明が暗めなので、デスクライトも買いました。WEB会議中に自分を照らすために使っています。他にも寝る前に本を読むときにも使えるよう、色温度や明るさの調整が多段階でできる物にしました。

13.スピーカー(サンワサプライ USBスピーカー

自分の入力の質を上げるだけでなく、相手の出力の質も上げる必要があります。WEB会議では、相手に聞こえやすくするために、やや声を張り気味にしています。しかし、すべての人がそうしてくれるわけではありません。なかには声が小さく聞き取りにくい人もいます。またハードや通信環境の問題で、声が聞き取りにくいということも少なくありません。

これを解決するために、WEB会議用のスピーカーを買いました。小型ですが、それなりに大きく質のよい音が出るので、WEB会議中の発言を聞き取りやすくなります。一度使うとなかった頃には戻れなくなるくらい、ぼくにとってはWEB会議の必需品です。

ぼくらは適応力を試されている

ぼくらはいま、企業として、また個人として、変化への適応力を試されています。

IT革命以降、変化が起こる頻度が急激に上がりました。その結果、様々な産業や企業、またビジネスパーソンが変化に適応できず、ふるい落とされてきました。これまでも変化のスピードは早かったですが、現在ぼくらの足元で起こっているのは、それを超える極めて急進的な変化です。一部では「数年分のDXが数週間で起こった」という言説も見られます。

そのような変化の時代を生きるには、適応力が欠かせません。何か環境変化が起こったら、失敗を恐れず前のめりに解決策を打っていかないと、あっという間に変化のうねりに飲まれてしまいます。

ぼくは在宅勤務という環境変化を、適応力を試される機会として楽しみました。しかし、まだ不完全なところが多くあります。

それらの課題を一つひとつ解決し、在宅勤務への適応の水準を、これから楽しみつつ上げていこうと思います!

清水 拓真(しみず たくま)
食品メーカーとWEBメディアを運営する事業会社でオフラインとオンラインのマーケティングを経験。マーケティング・リサーチとプロダクト開発、SEOが得意。2019年4月にホワイトプラスに入社し、ハウスクリーニングのマッチングプラットフォーム「キレハピ」で主にオンラインの集客とプロダクト開発を担当。今ほしいのはポータブル水風呂(半身浴で使いたい)。

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