「誰かがやるでしょ?」と思うことを率先して拾う、 主体的行動から生まれる達成感。その極意とは?

こんにちは。HRマネージャーの田中です。
2020年1月24日にホワイトプラスでは新年会を開催。新年会では2020年の会社方針発表のほか、ホワイトプラスが大事にしている3つのバリューそれぞれを、もっとも体現しているメンバーを讃える「2019年下半期ホワイトプラス Value Awards」の表彰を行いました。

今回は、2019年下半期「気づいたらすぐ行動~FromYou~」部門で受賞した仲見川さんのインタビューをご紹介します。

気づいたらすぐ行動」って具体的にはどんな行動かはこちらをご覧ください。このバリュー受賞者の選定にあたっては、以下のポイントを見ています。

気づいたらすぐ行動~FromYou~の表彰基準

  • 積極的な提案
  • 「やりましょうか」という働きかけ
  • 誰かの代わりにやる
  • 率先した行動
  • 業務を拾う

などの要素を見て候補者をノミネートし、最終的には、それらの行動が ”担当領域を超えたアクション” かどうかで決定しています。

仲見川さんの受賞理由は「部署はもちろん会社全体を見て『誰かがやるんでしょ?』を率先して拾う姿勢」

表彰状コメントをご紹介します。ホワイトプラスでは一般的な表彰状とは思えないほど、決め手となったエピソードを表彰状に綴っています。

仲見川さんはWPに入社してからずっと“From Youが強い人だな” と思っていましたが、2019年下期は特に「誰かがやるんでしょ?」ということに対して、率先して行動したエピソードがたくさんありました。

まず、今にはじまったことではありませんが会議室のWi-Fiが弱いという声に対してルーターの購入申請から設定までスッと対応してくれる行動。
ネットワークが安定的に使えるおかげで、当たり前のように皆が業務を行える環境があるのも仲見川さんのおかげです。

次に、システム開発グループ内では積極的な業務ナレッジ・実行手順の共有や、施策で気になることがあれば役割を超えてアドバイス・提案を行ったり、他部署で誰かが困っていると、横で聞いていて、相談される前から自ら解決策を調べて提案するなど、自部署、他部署含めて全社の組織生産性が上がる多数の行動がありました。

また、リネットの重要プロジェクトである生産スケール化。
対象範囲が前例が無いほど広く、要件を見通し良く適切に整理できないと要件同士の衝突や、PJメンバー間で認識ズレがおこりやすくなる状況の中、新しい要件定義手法を主体的にキャッチアップし、積極的に要件の可視化を行い追跡可能な状態に維持してくれているおかげで円滑にプロジェクトが進んでいます。

そして最後に、2019年も無事に書き終えたアドベントカレンダーや10周年パーティー。

特に10周年パーティーにあたってのハッカソンでは、「ネットとリアル」で勝負している会社の「ネット(IT)」を担うシステム開発グループとしては、周年パーティーでも ”ITで戦ってる企業らしさを出したい” と、ハッカソンの企画、事前準備、当日の運営と主導して進め、苦労や衝突もあったかと思いますが、節目にふさわしく当日、皆が大きく盛り上がるコンテンツに仕上げてくれました。

これらの行動は、まさに「気づいたらすぐ行動~FromYou」を体現しています。ここに表彰いたします。

受賞した仲見川さんにお話を聞きました。

受賞者 仲見川さんへのインタビュー

--まずは、名前が呼ばれたときの心境を教えてください。

もともと取りたいなと思っていて、“取ってやるぞ”といつも思っていました。ですので、発表のときは、いつ自分の名前が呼ばれてもいいように身構えています(笑)

そう思ってはいるものの、ほかにも頑張っている人はたくさんいるので、難しいなとも思っている自分もいるので、正面スライドに自分の名前が出たときは、

「ん?」
「おー」
「きた!」
といった気持ちで、壇上に進みました。

From Youの発表は3番目なので、White SpaceとAllHappyが出て「そうか、そうだよね」と思い、あと残り一つという場面で、自分の名前が呼ばれたので、素直に「嬉しい、やった!」と思いました。

受賞できて本当に嬉しかったです。ありがとうございます。

--受賞理由を聞いて、ご自身としてはどんな印象でしたか?

下半期は今までで一番、主体的に動けたのではないかと思っています。部署内の仕事だけではなく、全社を巻き込んでやれたことも多く、今までやっていなかったこともできました。

全社に関連する取り組みを成し遂げたことで、達成感も感じていますし、次もまた良くしていけるという思いも生まれています。

--自分の業務をこなしながら、担当の範囲を超える仕事をするってかなり大変だと思うのですが、秘訣があれば教えてください。

一つ一つの仕事がおろそかになってはいけないので、自分の業務をまず優先してやるのは基本です。その上で、時間を作り出せるように心がけています。いくつかの仕事を同時に進めるのはなかなか難しいので、時間を区切ってやるようにしています。

今回は開発業務が長期プロジェクトだったので、マイルストーンをしっかり作り計画的に仕事を進めることができたので、上手くやれたのだとは思います。

また、表彰理由の一つでもあるアドベントカレンダーなど組織系プロジェクトを積極的に取り組んだのですが、さまざまな部署の方々を巻き込むのことも多いので、言い出した以上、途中で投げ出したりできません。一緒にやってくれている人に対しての責任感も生まれ、やり切ることができました。

--仕事の進め方で大事にしていることってありますか?

ホワイトプラスに入社してもうすぐ4年になります。最初の2年は、目の前の仕事をがむしゃらにやっていたように思います。そうすると、仕事をしている気になるけど、全体の流れを意識できずに、「この先どうなっているのがいいのか」といった長期的な視点が生まれないなと思っています。

今は、長期的視点で物事を捉え、力を抜くべきところは抜き、全力を尽くすべきときは全力でと、メリハリをつけて仕事をするように心がけています。結果として、アウトプット量は減らず、先を見据えることで手戻りが少なくなり生産性が上がるようになりました。

仕事にも余裕ができ、さまざまなコトに向かえるようになり、気づいたら「自分が成長しているという実感」が湧くようになりました。

--次に挑戦したいことを教えてください

今年、Androidアプリに挑戦します。ずっとやりたいと思っていたものの、なかなか機会がなかったのですが、やっとめぐってきました!

仕事でAndroidアプリの開発をするのは初めてなので、技術的にもチャレンジになります。もちろん技術スキルを習得して作ればいいというものではなく、事業に貢献することがゴールです。次はAndroidアプリを成功させて、「のびしろで戦う~WhiteSpace~」で大賞を取りたいと思っています。


表彰コメントの冒頭にもあるように、仲見川さんは “From Youが強い人” なのですが、日頃から主体的行動ができる理由は、仕事の進め方の工夫や目線(ものごとの捉え方)にあるように感じました。目線が変わると自分自身の成長が実感でき、達成感も得られるようになり、自分に返ってくるのだなと思いました。

仲見川さん、インタビューありがとうございました。
あらためて、受賞おめでとうございました!!

仲見川 勝人(なかみがわ かつと)
2006年新卒でSIerに就職。COBOLなど汎用機言語からJava等へ変換プログラムの開発に従事。その後は、SES事業会社で保険会社や通信事業者の管理システムやの開発や、ネットワークを管理するシステム開発、保守を経験。ソフトウェアの開発からデータセンターへサーバーのラックマウントまでこなす。2016年4月にホワイトプラスに入社し、事業会社でBtoCのサービスを手掛ける。趣味は映画鑑賞、ゲーム(FF14)、プログラミング。好きな食べ物はソーセージ(ドイツに旅行に行くほど笑)

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