「成長は何かを実現するための手段」と断言する人事担当の“のびしろ”

こんにちは。HRマネージャーの田中です。
ホワイトプラスでは半期に一度、大事にしている3つのバリューそれぞれをもっとも体現しているメンバーを讃える「2019年下半期ホワイトプラス Value Awards」の表彰を行っています。
2019年下半期の受賞者は、2020年1月に行われた新年会で発表されました。

今回は、2019年下半期受賞者である「気づいたらすぐ行動~FromYou~」部門の仲見川さん、「心遣いで仲間を笑顔にする~AllHappy~」部門の魚森さんに続き、「のびしろで戦う~WhiteSpace~」部門で受賞した高見さんのインタビューをご紹介します。

「のびしろで戦う」って具体的にはどんな行動かはこちらをご覧ください。このバリュー受賞者の選定にあたっては、以下のポイントを見ています。

のびしろで戦う~White Space~の表彰基準

  • 成長
  • 今までやったことがない挑戦
  • 事業貢献
  • 成果

といった要素を見て候補者をノミネートし、最終的には“これまでと比べた成長度合い(差分)”で決定しています。

高見さんの受賞理由は「新卒採用での成果、採用におけるプレゼンス向上によってHR部門を進化させたこと」

のびしろを評価された表彰状コメントをご紹介します。

2017年に入社してから、ホワイトプラス新卒採用の顔として、18卒、19卒、20卒の3期にわたり取り組んできましたが、20年新卒採用では“史上最高の6名内定承諾”という大きな成果をあげることができました。
一人で年間200人以上の学生と接触し、それぞれの志向に合わせた丁寧な面談、事後フォローにかける高見さんの熱意ある対応を社内で見かけている方々はとても多いと思いますが、こういった地道で誠実な対応の積み重ねが2019年下期大きな実りとなりました。

また、採用イベントへの積極的な参加、関西の学生をターゲットにしてアプローチするなど新しい取り組みをどんどん行い、その結果として、今では新卒採用において母集団形成に苦労することがなくなりました。これはWPにとって大きな「のびしろ」です。

新卒採用だけではなく、2019年下期には採用広報も新たに取り組みを始めました。
ホワイトプラスの中でもSNSでの発信力は群を抜き、ツイッターのフォロワー数は約3,000人を獲得、ツイートのインプレッション数も上期の2倍を実現しており、拡散では圧倒的な力を発揮。外部登壇にも挑戦し、HR Innovation Meetupでは『バリュー策定と浸透について』見事なスライド作成とプレゼンテーションを行い、ビジネスメディアの取材を獲得するなど、これからホワイトプラスのプレゼンスを高めていく上で重要な役割を果たしてくれました。

さらに、新卒および中途採用の面接での生産性を上げるために、会社説明資料の整備、採用メッセージ策定にも取り組み、現在では面接前に資料を送ることで候補者に対して会社の魅力付けがスムーズに進み、面接のコミュニケーション効率を上げています。

これらの成果、行動は、ホワイトプラスのHRを進化させ、まさに「のびしろで戦う~White Space~」を体現しています。ここに表彰いたします。

受賞した高見さんにお話を聞きました。

受賞者 高見さんへのインタビュー

--まずは、名前が呼ばれたとき、そして受賞理由を聞いたときの気持ちを教えてください。

名前が呼ばれた瞬間は嬉しい気持ち半分、くすぐったい気持ち半分の複雑な心境でした(笑)

くすぐったい気持ち半分の理由は2つあって、1つ目は、前回受賞者の江幡さんもお話されてましたが、賞賛される側ではなく賞賛する側でいたいという気持ちからです。今まではバリューアワードの運営事務局メンバーとして賞賛する側にいたのもありますし、何より採用における成果は自分一人の力ではなく、社内の協力があってこそだと思っています。

2つ目は、自分自身を客観的に見てみると、自分の中での目標に対しても、周りから期待されているであろう姿に対しても、「まだまだ」って気持ちがあるからですね。2019年は成果を追うのももちろんですが、今年に向けた仕込みもしていたので、「2020年こそは成果出すぞ!」って勝手に意気込んでたのが大いに影響しています(笑)

でも、社長の井下さんから表彰状を読み上げていただいたときに、「高見さんは候補者に寄り添う採用活動を実現するために準備を徹底している」と、アドリブで表彰状に載ってないコメントをしてくれたのが印象的で、日々の行動の積み重ねを評価いただけたことが純粋に嬉しかったです。

--自分自身ではどんな点が成長したなと感じていますか?

今までは人事領域の中でも採用やオンボーディングに携わることが多かったのですが、昨年は採用広報の方針を決めたり、働きがいのある会社ランキングのエントリーなど、今まで経験したことのない新しい人事業務に挑戦した年だったと思います。
人事業務の全体図を俯瞰して、例えば「採用でこれをやると組織づくりの観点でもレバレッジきくかも」と、全体を見るからこそ優先順位の付け方の前提条件が以前より深みが出てきたと感じていますね。上段の目的から考え、自分やチームの仕事を組み立てたり、工夫したりすることができるようになったと思います。

採用面にフォーカスすると、これは他の人の受け売りで私も同じ考えですが、採用の仕事は主に次の3つに分けることができると思います。

①オペレーション(スカウトや日程調整等)
②エモーショナル(会社説明や採用面談、クロージング等)
③クリエイティブ(採用企画)

今までは①②の比重が大きかったですが、エージェントなどの採用支援会社様との関係性構築や、採用管理システムの導入・運用などが進んだおかげで、オペレーションの時間を少しずつ短縮できるようになりました。そのおかげで、本来採用人事が時間を使うべき③の採用企画の時間を増やすことができるようになっています。
新卒採用や採用広報で新しい取り組みができるようになったり、既存業務の中で優先順位を整理し、やめるものをやめると意思決定できた点は成長したと思います。

--仕事の進め方で大事にしていることってありますか?

「のびしろで戦う」に焦点を当てると、

・手段にとらわれず目的から考え、柔軟性を持つこと
・言語化・ドキュメント化し、改善に向けた議論の土台を作ること
・成果にこだわり、仕事を楽しむこと

の3つです。
どれも大事ですが、どれか一つだけ選ぶとしたら、3番目の「成果にこだわり、仕事を楽しむこと」でしょうか。

自分自身が成長したかどうかは、目標達成や課題解決などの成果があってこそだと思っています。さらにいうと、自己成長が目的ではなく、「成長は何かを実現するための手段」として捉えているので、自己成長よりも何かを実現することにこだわりたいです。
ただ、成果にこだわるうえで大事なのが、好奇心を持ち、創意工夫するために仕事を楽しむこと。一度きりの人生ですし、せっかく仕事するなら楽しまないともったいないし、仕事が充実しないと、プライベートも充実しないんじゃないかなーと個人的には思います。なので、どんな仕事も楽しむために、他人事ではなく、当事者意識を持って取り組むことは意識しています。

ホワイトプラスが社会により多くの価値を提供していくうえで、人事として「仕事を楽しむ人を増やす」ことや「働きがいのある組織をつくる」ためにも、まずは自分自身が仕事を楽しむことが必要不可欠なので、今後も大事にしたい価値観です。

--次に挑戦したいことを教えてください

私がホワイトプラスにジョインした理由は、社長の井下が創業した理由「世の中をもっとよくしたい、生きた証を残したい」に共感したからなんです。
一度きりの人生なので、自分は有名な会社やサービスのある会社にいるではなく、有名な会社・サービスをつくって生きた証を残す選択をしました。なので、今後もそのために必要なことはなんでもやるスタンスでいます。
人事としては、採用や研修、組織活性や福利厚生などの人事施策を一気通貫であるべき姿を考え、実行できる人になりたいと思っています。



高見さん、受賞おめでとうございました!!

高見 唯樹(たかみ ゆいき)
明治大学を卒業後、新卒でリクルートライフスタイルに入社し、飲食営業→人事→旅行営業を経験。その後、GMOアドパートナーズに転職し、グループ5社の年間100名超の中途採用を経験。2017年ホワイトプラスに入社し、採用・採用広報・組織活性などに従事。趣味はバレーボール、散歩がてらの美術展・展示会巡り。好きな食べ物はポテトサラダ。今年はサウナにハマる予定。

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