こんにちは。HRマネージャーの田中です。
ホワイトプラスでは半期に一度、バリューを体現しているメンバーを讃える「ホワイトプラス Value Awards」を実施し表彰しています。
2020年上期に「のびしろで戦う~WhiteSpace~」を受賞した創造開発室システム開発グループの古賀さんにインタビューをし、受賞の感想、仕事に関する価値観についてお話を伺いました。
「のびしろで戦う~WhiteSpace~」とは具体的にはどんな行動なのかについては、こちらをご覧ください。
古賀さんのこれまでの記事はこちら
【社員インタビュー#エンジニア】自分が持っていない技術でも抵抗なくキャッチアップできる人と働きたい
入社2ヶ月のエンジニアがホワイトプラスの開発の流れや雰囲気をまとめてみた
受賞理由は「これまでやったことのないリネット生産モデルの開発」
--まずは、受賞理由を聞いて、ご自身としてはどんな印象でしたか?
受賞を聞いた時は「まさか自分が」というびっくりした気持ちもあったのですが、「あれだけ頑張ったんだから取れるかも」という予感もあったというのが正直な気持ちです。
2019年9月に入社してすぐに、生産スケール化のプロジェクトに参画することになったのですが、『リネット』のオペレーションもわからず、転職して環境も変わる中でとてもチャレンジングな役割を任されたんです。
そういった状況でも、一気に短期間でプロジェクトの内容をキャッチアップしながらシステムを作るというところまでを自分主体で動き、無事リリースすることができ、バグも致命的なものがなかったので、期待に応えられた気がしていました。
やり切ったという気持ちが大きかったので、受賞できてうれしかったです。
--入社してすぐに、これまでにない開発に取り組まれ、大変だったことはどんなことですか?
今までとは異なる生産モデルのCMS(Cleaning Management System:クリーニング・マネジメント・システム)構築は今まで誰もやっていないことなので、手探りで進めるていくしかありません。
生産開発部にどんな業務かをヒアリングするところからスタートし、要件があいまいな部分は他のエンジニアのフィードバックをもらいながら、新しいモデルを少しずつ詰めていく日々でした。
プロジェクトは、なかなか要件が決まらないなど想定外のことがある中で、生産をスタートするために必要な機能にしぼり、開発をやり抜き、半年ほどかけて無事リリースすることができました。
そしてリリースしたあと、実際に現場でシステムを使い始めると、現場が求める処理速度がでなかったりしたので、パフォーマンスを上げることにも挑みました。
--仕事の進め方で大事にしていることってありますか?
事業部との会話を大事にしています。事業部が「こうしたい」と思っていることを聞き出せるように、話す場は常に持ちたいですし、大事にしたいと思っています。
あとは「こういうシステムがあれば現場が楽になるだろうな」というものがあったときに、「繁忙期が終わるまで待ってから改修する」のではなく、より簡単な方法で改修できないか考えるようにしています。現場がどうすれば楽になるかを、常に考え続けたいですね。
--現在、挑戦していることを教えてください。
2020年にグループに3人のエンジニアにジョインいただき、現在はチーム開発に挑戦しています。
チーム開発は難しいことの方が多く、特に最初の段階は、自分が考えている設計や進め方と他の人の考えていることが違うので、認識を揃えてから進む必要があって、進み始めてからも違和感を持つ持たないとか、理解度の差が出たり、思ったより進捗が出なかったりといったことも起こります。
ですが、チームである程度の理解を揃えておけば、開発中だけでなく、リリース後も複数人でメンテできる体制が取れます。それによって後でやりたいことの実現がやりやすくなり、スケールに繋がります。
だからこそ、最初の基盤作るところは時間をかけても、チームで作っていくことが重要になってくるので、グループで取り組み、今後の事業のスケールに貢献できればと思っています。
入社後すぐに重要プロジェクトにアサインされ、わからないことだらけの中でキャッチアップを重ね大変だったと思います。
それ以外にも、経験のない開発言語のバージョンアップ対応など、領域を広げて活躍されています。
古賀さん、受賞おめでとうございました。そして今回のインタビューありがとうございました。
古賀 敦士(こが あつし)
神戸大学大学院農学研究科修了。受託システム開発の会社においてエンジニアとして従事。事業部と一緒になって考えられる環境で働きたいと思い、2019年9月ホワイトプラス入社。現在は、生産開発のエンジニアとして活躍中。趣味は登山やランニング。コロナ禍在宅勤務となり最近はコケリウムにはまっている。